MTGMOで高額・高いコモン [Pauper]

MTGMOではPauperはかなりの人気があるため、紙では安いカードでもMOでは高い値段が付けられていることもあります。今回はそんなMOにおけるコモンの高額・高いカードを紹介します。

MOにおける高いコモンカードの傾向

MOのコモンカードは基本的にはほかのレアリティとよりかはtixは低く設定されています。
 
tixが高いコモンカードは2つの傾向があります。基本的にこれから紹介する2つの傾向が両方が当てはまるカードが高くなりやすいです。
 
1つ目は当たり前ですが、強いカードであることです。強いって言っても単体で強い場合やコンボで使用して初めて強さを発揮するなど様々ですが、有用なカードは使われないコモンよりかはtixが高くなる傾向になります。Pauper公式フォーマットとなった今では他のフォーマットではあまり見掛けられないがPauperでは需要があるため、高いカードも存在しています。
 
もっとも強いだけではもっとも流通しているレアリティであるコモンの価格が上がる訳ではありません。2つ目の傾向は希少性があることです。圧倒的な強さを持つコモンカードが登場してもそれが近年発売されたスタンダードのセット出身だと、流通量が多いこともあり、かなり低い価格で買えることが大半です。
 
高いカードの特徴としてはMOでの収録が特殊セットのみであるパターンが多いです。特殊セットのカードは流通量が少ないのか、高値が付けられることが多いです。特にMOが始まる前には既にスタンダード落ちしていたセットの出身カードはMOだと特殊セットで初収録されるケースが多いため、収録が少なく尚且つ優秀なカードだと高い価格が付きやすいです。
 
他にもTreasure Chestのみで収録されているカードは流通量がセットよりも少ないため、高額しやすい傾向にあります。この後紹介しますが最近の例だと統治者カードの一部は再録されるまでかなり高額な価格となっていました。

「高額カード」と「MTG全体では高額ではないけどコモンとしては高いカード」の違い

今回の記事では「高額カード」と「高額ではないけどコモンとしては高いカード」の2種類に分けて紹介します。

「高額カード」として紹介するのは10tix以上のカードです。この記事を執筆した2020年6月6日時点で1ドル109円ですが、1tixが1ドルなので10tixを日本円に直すと1090円と1000円を超えます。コモンで1000円を超えるのは紙でもあまり多くないので、今回は10tixを「高額カード」の目安とします。

「MTG全体では高額ではないけどコモンとしては高いカード」は10tixは超えていないがMOでは紙より高く、値段はコモンとしては高めのカードを中心に紹介します。

値段は個別に記載されていない限り2021年6月7日時点での価格となります。

紙での価格の目安はWisdom Guild様、MOでの価格はMOでの価格はGoatBots様の最低価格を参照しています。

なお今回はPauper視点で紹介となるためPauperの禁止カードは該当していても紹介はしません。

MOコモン高額カードの一覧

殺し/Snuff Out 11.99tix

沼があるときマナコストの代わりに4点支払うことで黒以外のクリーチャーを除去できるピッチスペルのインスタント。
コモンには撃退や禁止カードに指定されている目くらましなどピッチスペルがいくつか存在しています。
 
コモンのピッチスペルの中でも殺しは優秀な部類に入ります。沼がピッチスペル条件となっているため、こちらが後攻の時は先行1ターン目から打つことはできませんが、それ以外を除くと土地を寝かせていても除去をインスタントタイミングで放てるのは対戦相手からしたら驚異的です。
紙での初収録はメルカディアン・マスクスとかなり古いパックという事情や、ピッチスペルで放てる除去は殆どないため、その希少性から黒のカードとしては高額カードとなっています。

水蓮の花びら/Lotus Petal 27.49tix

自身を生贄に捧げることで好きな色マナを1マナ追加できる0マナアーティファクト。
Pauperではストーム系で以前使用されてましたが、現在の主要な運用場所はヴィンテージなど他のフォーマットとなっています。
MO内では他のフォーマットでの需要や入手難度からコモンとしてはかなりの高額カードとなっています。

高額ではないけどコモンとしては高いカード

虹色の断片/Prismatic Strands 3.03tix

軽いフラッシュバックを持った選んだ色からのダメージをそのターン軽減するインスタント。
白系のデッキではサイドボードに投入されることが多い一枚で、火力除去を防いだり、戦闘ダメージを全て回避することができます。紙だと200円もあればとりあえず1枚は購入できるのですが、MOでは紙よりも高めの価格が付いています。

繁茂/Wild Growth 1.93tix

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
土地オーラでエンチャントされている土地がマナを生み出す為にタップする際に追加で森1マナを追加するカード。
昔は基本セットに何回か収録された1枚で紙では流通量は多めで、場合によっては200円で4枚揃えられるカードです。一方MOでは200円では4枚はおろか1枚しか買えません。MOでは一度しか収録されていないため、高めになっています。

紅蓮破/Pyroblast 5.80tix

赤系デッキのサイドボードの定番ともいえる青への対策カード。
紙でもコモンとしてはそれなりの値段がしますが、MOでは紙よりも高いことが多いです。
類似効果を持っている赤霊破も紙よりは安いですが、MOではコモンとしては高めの価格が付いています。

黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose 1.66tix

黒の統治者カード。紙だと大多数のコモンと代り映えしない値段をしており100円で4枚揃えることが可能。
一方MOでは再録されるまでTreasure Chestからしか入手できず、統治者需要から一時期は10tixを超える高額カードでした。

苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur 2.37tix

7マナの到達持ちの続唱クリーチャー。
続唱の強力さはモダンで血編み紙のエルフが禁止カードの経験があることが証明しています。
コモンでは長らく続唱クリーチャーが不在でしたが統率者レジェンズでコモンにも登場しました。
 
優秀な大型クリーチャーが少ないPauperでは苛立つアルティサウルスは優秀であり、到達持ちのため飛行持ちも止められます。主にランプ系のデッキで採用されています。そのため紙では安くてもPauperではそれなりの価格が付けられています。

乗り込み部隊/Boarding Party 2.89tix

6マナの速攻持ちの続唱クリーチャー。
苛立つアルティサウルスと同じで紙では安いですがMOでは優秀な続唱持ちのため値段は高めです。

夜の囁き/Night’s Whisper 3.93tix

2点の代償で2枚引く黒の2マナドロースペル。
類似カードとして効果が似ている2マナでダブルシンボルの血の署名がありますが、夜の囁きはシングルシンボルのため多色でも容易に活用できます。
Pauper以外のフォーマットでも採用されるカードであり、収録セットの関係で現実でもそこそこ高く、MOでも紙よりかは安いですがコモン全体から見れば値段は上位に位置します。

魔力変/Manamorphose 2.66tix

キャントリップ付きで好きな色の組み合わせのマナを2マナ加える2マナインスタント。
単純に使用してもマナを減らさずにカードを1枚引きまる他、ストーム値を稼ぐのに利用されます。
使用可能なフォーマットの殆どで需要があるため、紙でもそれなりに高く、MOでも高い1枚です。

眷者の装飾品/Bonder’s Ornament  4.53tix

価格は2021年6月9日時点
 
統率者2020で登場したコモンカード。3マナアーティファクトでマナ加速と4マナで1枚ドローできる能力を持っています。
ドロー効果が非常に強力で対戦相手が眷者の装飾品をコントロールしていると共に引かせてしまう弱点とコストが4マナは重めですが、何度でも利用できるのが利点です。トロンやランプ系のデッキでは4マナは確保しやすくよく採用されています。
 
コモンのアーティファクトでドロー効果を使いまわせるカードはほぼ皆無で眷者の装飾品は希有な1枚です。
その希有さと収録されているセットが特殊セットであることから2021年現在、コモンの中としては値が張ります。

深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours 2.25tix

価格は2021年6月14日時点
 
紙でも200円程度と高めですがMOでも高めの価格です。主にフェアリー系のデッキで使用されており、呪文づまりのスプライトをバウンスして再利用する動きがとても強力で、自身の効果も戦闘ダメージを与えるたびに1ドローと息切れを防いでくれます。

雪崩し/Skred 2.20tix


価格は2021年6月14日時点

氷雪土地の枚数に応じてダメージを与える1マナインスタント。コモンの1マナ除去としてはトップクラスの性能であり土地伸びれば大型クリーチャーですら一撃で仕留めることが可能です。雪崩しを使用するためだけに土地を氷雪に置き換える強力さがあります。赤系のコントロールデッキであれば採用したい1枚であるため、赤の除去カードの中では高い値段で付いています。

タイトルとURLをコピーしました