読書をしても小説を書くのは上手くならない?

小説の上達方法として読書がよく例として挙げられることがあります。
実際に多くの作者の本に触れることで感性や文書技術を学ぶことができます。

もっとも読書時間を多く設ければ確実に執筆力の実力が向上するという楽な道は存在しません。
ではどのように読書をすれば実力向上に関与してくるのかについて個人的な持論を述べていきます。

文章の意味を考えながら読むこつが大切

物語を楽しむだけで読書をしていると文書に目を通すとき文章が伝えたい意味さえ理解できれば、それ以上深く文章について探求しよう思わないかもしれません。

小説から学ぼうとする場合、文章を読むだけではなく文章を構成している言葉がなぜ文章に利用されているのかに注目する必要があります。

文章の組み合わせは無限大であるため、長文でなければ殆ど違う言葉を用いた2つの文章があっても意図が同じ文章を作成することもできます。

言葉の選択及び言葉の配置位置は文章力を上げるうえで避けられない要素です。そのため読書をするときは文章の構成にも意識を向けると良いでしょう。

文章から表現を学ぶ

文章力に自信はあるが、心理描写が苦手という方はいると思われます。心理描写は抽象的であり文章力以上に簡単に鍛え上げられるものではありません。

頭に描いた登場人物の心理を文字で置き換えるのは苦労する作業です。登場人物が悲しんでいるからといって、「Aは悲しんでいる。」とだけ文章で表しても簡潔すぎて味気ないです。できれば読者が登場人物が実際に生きているかのように錯覚させるほど魅力的な心理描写だと読者も飽きることなく作品を読み進められます。

魅力的な心理描写を書くにはあらゆる作者の表現方法から学ぶと良いでしょう。心理描写はその人の感性に影響されますが、読書をすることで様々な感性と遭遇し、自分だけの感性を磨いていくことができます。もちろん感性を磨くのと並列して、心理描写の表現方法を分析し自分なりの表現方法を模索することも大切です。

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